Hey! みんな元気かい?
久しぶりに友達と会った。5年ぶりくらい。
仕事に就いてから会った人で、一緒に青春した。おかげで人生がワントーン明るくなった。振り返ると、まだ人間にもなっていなかったような気がする。形があやふやなまま、情熱を持ち寄って仕事に向かっていた。核となる熱は同じで、理知的で思考の整理がうまいその人と、あいまいな発想型の自分と、話が合うのが楽しかった。
仕事の苦しさの話で、互いの体験や考えを話すうち、ああ自分が思っていたのはこういうことだったのかな、と見えてくる。未熟な時期を一緒に過ごしたから互いに言わんとする意味がわかる。
数年前まで仕事の先が見えず、「トンネルの唄」のような気分だった。今は、YO-KINGの表題の歌のような気分でいる。
血流がすべて整う食べ方
漢方薬剤師による、血流を整えるための食べ方の本。
数年前に前著「血流がすべて解決する」を読み、なるほど〜と思った。読んでいる間が一番楽しいので、あまり実践しないんだけど、実践したら健康になりそうな気がした。
それから数年。貧血は進み、調子が悪いので、血流を整えたいと思って買った。
半分くらい読んだ。
関係ないが、最近、「ととのえる」というのは良い言葉だなーと思う。最終的にはハーモニーがあり、そこに向けてお膳立てをするような感覚。
バースデイ・ブルー
長年の愛読書、サラ・パレツキーのV.I.ウォーショースキーのシリーズのうちの一冊。
家にシリーズが10冊ほどあり、ほとんど大学時代に揃えたもの。分厚いので、後半は読んだかどうかもあやしい。初期の短編集だけは読みやすく、繰り返し読んでいる。凍りつくシカゴの冬の朝にランニングする場面が好きだ。(北海道の比ではない様子)
休日に本棚を見て、「すぐに読まなきゃならない本はない」と思い、読みたい本を読むことにした。
いわゆるハードボイルド・ミステリであり、異色なのは、主人公のヴィクは女性で、かなりタフ。格闘技の達人で、社会活動家や弁護士の過去があり、美人で、離婚歴がある。一人で探偵事務所を経営し、銃を携行して無謀な潜入調査をし、殴られたり入院したりしながら社会の巨悪に挑む。とにかく弱者のために徹底的に怒る人で、協力してくれる友人は多いが、ほとんどの事件で一人で判断し一人で動く。数ページ読むだけで「ひょえー」と思う現実離れした設定だが、陳腐にならないのは、登場人物の欠点や悩みを余さず描くから。ヴィクは、ほとんどの物語に登場する女性に見られるような女性らしさは削ぎ落とされ、無骨な勇敢さが剥き出しの人である。それが好きだ。現実にこういう人は多いのに、物語の中でほとんど描かれないのは残念で、それだけに大学の頃、ヴィクは憧れだった。猪突猛進のヴィクを諌める年長の友人とのやりとり、葛藤もいい。
こういう本は心強い勇敢な気持ちにさせてくれるが、何をすればいいかわからないので、とりあえずランニングするかーと思う。
バースデイ・ブルーをめくると、読んだことがない気がした。これから読む。
サライ
最近テレビでよく流れるな、と思って歌詞を見ると、ふるさとから旅立つ歌なんだな。
本の読み方
本が好きだけど、社会人になってから集中力が落ちてきちんと読めなくなった。でも、好きなので買ってしまい、読みたいが読まない本が山積みになっていた。
収納の問題もあるし、それ以上に、未読既読がごちゃまぜに縦横に押し込まれた本棚を見ると頭の中が雑然とするので、かえって本棚から遠ざかるようになってしまっていた。
確実に再読する本と、再読しなくても宝物のように持っていたい本だけを残し、処分しようと思う。
小学生のときに祖父母の家で本棚を漁り、飴色の廊下に寝転んで読んだ。生協の古本コーナーで10円で買った本をむさぼり読んだ。ああいうふうに読みたい。
貧血
以下、調べたことを覚え書きしているもの。間違いがあるかも。
私はヘモグロビンは問題ないが、フェリチン低値の貧血。年々下がっている。
重度ではないけど、不定愁訴はこのあたりに端を発しているように思う。
物心ついたころからいつも何か不調で、ストレスにも弱いので、虚弱でつらいなあと思って生きてきた。何らかの原因はあると思う。不調が起きるたび、メカニズムを考えてきて、シリーズ物の推理小説みたいである。
貧血は、数値が出るので分かりやすい。原因も私はだいたいわかる。二十代で急に激しい運動を始め、それまでどおり菜食中心の細々した食事を続けていたこと、夏バテで食事量が減ったことなど。女性は血液を絶えず失う。それに加えてスポーツでも失う。出ていく量と摂取量が釣り合わなかったからだと思う。スポーツに縁のない暮らしをしていたので、スポーツの仕方が全くわかっていなかった。あと、たぶん生まれつき胃腸が強くなく、吸収がうまくないこと。
貧血の症状は、体が重く階段を上れない、スポーツすると脚が上がらない、息切れ、疲れ、ぼんやりする、肩こり、寝ても疲れがとれない、など。最近は喉のつかえ感。いずれも酸素を運搬する鉄が足りないため酸素不足で生じるもの。女性は常に血液喪失しているので大半は貧血。男性の貧血は稀で、出血を伴う病気を抱えている可能性。
貧血の難しいところは、食べ物からの摂取が困難。あらゆる食材の鉄含有量を調べたけど、手軽で日常的にとれるものはほとんどない。
注射は、重度の貧血に使われる。鉄が必要以上に肝臓に溜まると危険なので、小分けにする必要がある。
鉄剤は、食事では追いつかない分を強力に補給してくれるが、胃腸障害がある。私は吐き気はないけど、消化不良と胃もたれ。
結局、含有量の少ないサプリでお茶を濁すしかないのかな。
タンパク質やビタミンCと一緒にとると吸収がよいとのこと。