読書記録

読んだ本など

サライ

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最近テレビでよく流れるな、と思って歌詞を見ると、ふるさとから旅立つ歌なんだな。

槇原敬之の「遠く遠く」と少し似ている。
ここにいる自分、遠くにある故郷の風景を、同時に思い浮かべると、心の面積が広がる感じがする。心は深いこともいいけど、広いとすごく良い。心の深さ浅さについて、茨木のり子「みずうみ」とか星野道夫旅をする木」を思い出した。
 
この春も仕事の友人知人が異動で遠くに引っ越した。一緒に修羅場をくぐり抜けたから、また一緒に働きたいねと言われるのがうれしい。二度と会わないかもしれないが、会うかもしれない。遠くなるのは寂しいけど、なんとなく行き詰まったとき、あの人も遠くでなんとかやってるなーと思うとちょっと深呼吸のように心が広がる。いろんな場所を持っておくのは大事だ。