読書記録

読んだ本など

久しぶりに見つけた

6年ぶり。

メールの整理をしていて、ブログがあったことに気づいた。

6年経つと文章も違う。

昔、個人サイトを読むのが好きだった。全世界に公開されていることは変わらないが、見ている人が限られている意識で、内輪感があって、個人的で内向きなことが書かれていた。詩を書くようにぽつんと置かれていて、たまに検索から来た人が通りすがりのコメントをしていく。

検索していて、2000年代のブログが引っかかって、誰もコメントしてないけど淡々と、その人の文体で書かれていると、ああいいなあと思う。日記帳めいている。息づかいがあって、肉体があって、匂いと空気がある。

ひとんちの庭先かな。洗濯物や味噌汁の匂いがしたりとか。

Hey! みんな元気かい?

f:id:etoile027:20180428235532j:plain久しぶりに友達と会った。5年ぶりくらい。

仕事に就いてから会った人で、一緒に青春した。おかげで人生がワントーン明るくなった。振り返ると、まだ人間にもなっていなかったような気がする。形があやふやなまま、情熱を持ち寄って仕事に向かっていた。核となる熱は同じで、理知的で思考の整理がうまいその人と、あいまいな発想型の自分と、話が合うのが楽しかった。


仕事の苦しさの話で、互いの体験や考えを話すうち、ああ自分が思っていたのはこういうことだったのかな、と見えてくる。未熟な時期を一緒に過ごしたから互いに言わんとする意味がわかる。

数年前まで仕事の先が見えず、「トンネルの唄」のような気分だった。今は、YO-KINGの表題の歌のような気分でいる。

血流がすべて整う食べ方

漢方薬剤師による、血流を整えるための食べ方の本。

数年前に前著「血流がすべて解決する」を読み、なるほど〜と思った。読んでいる間が一番楽しいので、あまり実践しないんだけど、実践したら健康になりそうな気がした。

それから数年。貧血は進み、調子が悪いので、血流を整えたいと思って買った。


半分くらい読んだ。


関係ないが、最近、「ととのえる」というのは良い言葉だなーと思う。最終的にはハーモニーがあり、そこに向けてお膳立てをするような感覚。

バースデイ・ブルー

長年の愛読書、サラ・パレツキーのV.I.ウォーショースキーのシリーズのうちの一冊。


家にシリーズが10冊ほどあり、ほとんど大学時代に揃えたもの。分厚いので、後半は読んだかどうかもあやしい。初期の短編集だけは読みやすく、繰り返し読んでいる。凍りつくシカゴの冬の朝にランニングする場面が好きだ。(北海道の比ではない様子)


休日に本棚を見て、「すぐに読まなきゃならない本はない」と思い、読みたい本を読むことにした。

いわゆるハードボイルド・ミステリであり、異色なのは、主人公のヴィクは女性で、かなりタフ。格闘技の達人で、社会活動家や弁護士の過去があり、美人で、離婚歴がある。一人で探偵事務所を経営し、銃を携行して無謀な潜入調査をし、殴られたり入院したりしながら社会の巨悪に挑む。とにかく弱者のために徹底的に怒る人で、協力してくれる友人は多いが、ほとんどの事件で一人で判断し一人で動く。数ページ読むだけで「ひょえー」と思う現実離れした設定だが、陳腐にならないのは、登場人物の欠点や悩みを余さず描くから。ヴィクは、ほとんどの物語に登場する女性に見られるような女性らしさは削ぎ落とされ、無骨な勇敢さが剥き出しの人である。それが好きだ。現実にこういう人は多いのに、物語の中でほとんど描かれないのは残念で、それだけに大学の頃、ヴィクは憧れだった。猪突猛進のヴィクを諌める年長の友人とのやりとり、葛藤もいい。

こういう本は心強い勇敢な気持ちにさせてくれるが、何をすればいいかわからないので、とりあえずランニングするかーと思う。


バースデイ・ブルーをめくると、読んだことがない気がした。これから読む。

花もて語れ

まだ読んでいない。読みたい漫画。

 

というのも、このタイトルに見覚えがある。昔、好きだった旅サイトのタイトルである。

言葉の雰囲気からして、外国語のフレーズの翻訳かな、とか、花というから仏教関係かな、とか。検索したけどよくわからなかった。英語だと「Say it with flowers」らしい。

検索ついでに、世界を旅した若い人たちの個人ブログをいくつか読む。胸が締めつけられる。

 

漫画は朗読がテーマ。朗読してみたいと以前から思っている。物語を録音して、人が聴けるように。

芥川龍之介「蜜柑」が出てくるそうなので、それもあって読んでみたい。

サライ

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最近テレビでよく流れるな、と思って歌詞を見ると、ふるさとから旅立つ歌なんだな。

槇原敬之の「遠く遠く」と少し似ている。
ここにいる自分、遠くにある故郷の風景を、同時に思い浮かべると、心の面積が広がる感じがする。心は深いこともいいけど、広いとすごく良い。心の深さ浅さについて、茨木のり子「みずうみ」とか星野道夫「旅をする木」を思い出した。
 
この春も仕事の友人知人が異動で遠くに引っ越した。一緒に修羅場をくぐり抜けたから、また一緒に働きたいねと言われるのがうれしい。二度と会わないかもしれないが、会うかもしれない。遠くなるのは寂しいけど、なんとなく行き詰まったとき、あの人も遠くでなんとかやってるなーと思うとちょっと深呼吸のように心が広がる。いろんな場所を持っておくのは大事だ。

本の読み方

本が好きだけど、社会人になってから集中力が落ちてきちんと読めなくなった。でも、好きなので買ってしまい、読みたいが読まない本が山積みになっていた。

収納の問題もあるし、それ以上に、未読既読がごちゃまぜに縦横に押し込まれた本棚を見ると頭の中が雑然とするので、かえって本棚から遠ざかるようになってしまっていた。

 

確実に再読する本と、再読しなくても宝物のように持っていたい本だけを残し、処分しようと思う。

小学生のときに祖父母の家で本棚を漁り、飴色の廊下に寝転んで読んだ。生協の古本コーナーで10円で買った本をむさぼり読んだ。ああいうふうに読みたい。